独り言 その九百四十八

 大きいだけの鈴蘭です。

pso20160830_123328_000.jpg
                             (C)SEGA

 一時は、この青空から離れることになるのではないかと心配しましたが…。
 無事に帰ってこられて、本当に良かったです。

 思えば…『此処』と『向こう』を繋ぐものに、確かなもの…というのが目に見えているようで、見えていないのですよね。

 インターネットを介して人と繋がる。

 その為に必要なモノについての知識は、私たちは持っています。
 でも、その知識はモノの形を見分ける程度のもので。
 そのモノが、何故必要なのか。
 その本質を正しく理解はしていません。

 …その有り様の、何と脆いことか…;

 私のように、ちょっとしたことでも狼狽えてしまうのは、そうした脆さから来るのでしょうね。



■考えすぎ?

 『クラタス』という名前をご存知でしょうか?
 倉田光吾郎氏と吉崎航氏のお二人が中心になって活動している『水道橋重工』というグループが開発した、大型人型ロボットの名称です。

水道橋重工_クラタス

 全高約4m、自重約4tと…乗用車並みか、それ以上に大きいもので、カニのような形状の4本足の下半身に、人の上半身が載ったような姿をしています。

 この『クラタス』は姿形ばかり大きいだけの、ロボット的なオブジェ…というわけではなく、実際に人が乗り込んで操縦することが可能で、足についた車輪での走行、マニピュレーターを使った作業などもこなす、れっきとした『ロボット』です。

 製作に当たっては、ヤフオクで入手したパワーショベルを分解してパーツを確保しているそうで。
 大人の事情で、高性能・高出力の小型モーターなどは使えないそうですが…機械的に様々な工夫を凝らして、種々の問題を解決。
 パワーショベル用の油圧シリンダーをうまく使って、様々な動作を実現しているのだとか。

 現状では整地を車輪で走行する程度の能力しかありませんが、将来的には不整地を足で歩いて踏破する能力も実現させたいのだそうです。



 こうして見ると、なかなかに野心的なプロジェクトですが。
 元々は、鍛冶師の倉田光吾郎氏がノリで始めたものらしく、『クラタス』の名前も知人から募集したもののなかから一番ダサい名前を選んで適当につけた(倉田だから『クラタス』って、俺が田中だったら『タナカス』かよ)くらいのいい加減さ。

 ネット動画やヤフオク関連のコミュニティを通じて活動が広まり、今になって『クラタス』の名前を付けたことを、当のご本人は酷く後悔しているそうです。

 ご本人的には瓢箪から駒、というところなのかもしれませんね;



 …ところで、このロボット。



 来年に、アメリカで制作されたロボットと一対一のリアルファイトを行います。

 半年くらい前になりますか…アメリカで同種のロボット製作を手がけているグループから、突如『どちらが強いかハッキリさせよう』と挑戦状が届いたそうで。

 突然の事で驚いたものの、倉田光吾郎氏は受けて立ち。
 アメリカのロボットを『近接戦でブン殴って倒す』と宣言しています。

 現在は、来たるべき対戦に向けて『クラタス』の改良に余念がないようです。

 この経緯を聞きつけ、ネットでは『クラタス』のクラウドファンディングの打診などが寄せられるようになったそうですが。
 こうした出資に関する申し出は、倉田光吾郎氏は受けないつもりでいるようです。

 …個人的には、この倉田光吾郎氏のロボット製作における姿勢に、共感を覚えます。 

 倉田光吾郎氏曰く。
 『お金さえあれば良いものが出来るのは当たり前で、それでは面白くない。』
 『お金ではなく、「俺も協力する」といった共感で繋がっていってほしい』
 …そんな風に仰っています。

 元々、このロボット製作も、『一旦こうして形になれば、ものづくりが好きな日本のこと。優秀な技術を持つ誰かが続いてくれるかもしれない。そうすれば、ゆくゆくは競技用ロボットや、作業用ロボットなどが生まれるかも…』という期待を込めてスタートしたのだそうです。

 興味本位でも、活動の輪が広がれば…裾野が広がれば、何れは。

 …いいですね、そうした『願い』は。
 なんというか…粋に感じます。

 お金があるからこそ、良いものが出来る。
 …それだけの世の中であれば、今の日本は無かったと思いますしね(´・ω・`)



 そんな事情もあってか…このロボット、なんと一般販売をしています。
 それもAmazonで。
 販売されているのは、『クラタス』のスターターキットに当たるモデルで、腕のない基本構成のみのタイプだそうです。

 お値段は一億二千万円。

 これを高いと見るか、安いと見るかは…このロボットに籠められた夢に共感するかどうかで変わってきそうです。



 …さて…皆さんの目には、どう映るでしょうか?



 ちなみに…ちょっと笑ってしまうのは、コレを買うと別途送料が350円必要というところ。
 ホントに送料350円なんでしょうかね、これ…?w




■コメントのお返事
 …また後ほど。
>ふぃふすさん
 コメントありがとうございます。

 アドバイスの通り、再起動することで問題は解消しました。
 お気遣い頂きありがとうございました(`・ω・´)ゞ

 まぁ、肝心の再起動のためのプロセスを、私が把握していなかったのは…私の不明、ですけどね;
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する