先日の『勉強会』で知り合った新規さん。
随分と積極的な方で…あの日以来、色々と疑問に思ったことを持ち込んでこられます。
私自身は、データの正確性に頓着しない質なので、こうして質問に来て下さるのは有り難く思いつつも、裏では結構焦っていたりもします。
何事も、最初の基本・基礎が大事で。
私の中途半端な知識で、新規さんに間違った事を教えては、大事な基礎を歪めてしまいかねません。
…そうなっては、後々に取り返すのも大変です。
此処は慎重にならねば…(´・ω・`)!!
社会学か何かだったと思うのですが。
大人だけで構成されるコミュニティでは、人の一定以上の精神の成長が見込めず、成熟した大人が生まれないのだそうです。
一方で、子供の居るコミュニティでは、大人は大人としての自覚を持つようになり、精神が成長するのだとか。
自分の姿を見ようとしても、自分一人では自分の姿を正しく見ることは出来ません。
それは鏡を見るのと同じです。
『何か』に自分を写して、初めて見えるもの…なのでしょうね。
その『何か』に。
自分自身は、自省と自覚を持って向き合えるかどうか。
これは、相手にとって大事な時間であると同時に。
自分自身にとっても大事な時間である。
…その認識が、人の在り方を分けるのでしょうか。
■考えすぎ?
イギリスの国民投票。
結果はEU離脱になりましたが…。
聞けば、国民投票のやり直しを求める請願が200万人分を超える勢いだとか。
イギリスでは、国民投票の結果が僅差の場合、やり直しを求めることができる…という決まりがあるそうです。
ただ、『どの程度であれば僅差なのか』『やり直した結果が僅差であった場合はどうするのか』といった部分が曖昧で、実際にやり直される可能性は低いそうです。
投票した人の中には『残留が確定していると思ったから、(遊び心で)離脱に投票した。もう一度やり直して残留に投票したい』と言っている人がいるそうですが…。
既にイギリスの首相は引責辞任をしていますし、EUは加盟国の共同声明として『民意を尊重し、速やかに離脱しなさい』と発表しています。
また、世界経済への影響も大きく、国民投票の結果によって200兆円にのぼる資産が消滅したとも言われています。
『やり直す』と言って、やり直せるものではなくなってしまっているのですね、既に。
覆水盆に返らず。
ええ、そうです。
一度ひっくり返してしまったものは、元通りには出来ません。
ひっくり返したことを無かったことには出来ない以上、元のように戻したところで、それは違う何かになっています。
ひっくり返してしまってから、『こうなるはずではなかった…』と後悔しても遅いのです。
イギリスの方が『自分は残留を希望するけど、結果は決まっているし離脱に入れよう』…と行動したというなら。
その方は、自分のその行動の為にひっくり返るかも知れない…という想像力を持つべきだったのですね。
何れを選ぶのであれ、何れの行動を取るのであれ。
多くの人が参加するのなら、自分くらいが何をしても…という。
そんな、当事者でありながら、他人事であるがために犯す過ち。
そこに現実も仮想もない。
そう思う鈴蘭です。
…覚えがありませんか?
このアークスシップでも。
■お詫び
昨日の投稿分で追記やコメントのお返事を、帰宅後に行ったのですが…。
行き違いがあったのか、更新した文が反映されないまま、消えてしまっているようです。
単に保存し忘れたのかもしれませんし、或いは、古いデータで上書きしてしまったのかもしれません。
何れにせよ、不手際には違いありませんで…。
お越し下さった皆様には申し訳ありませんでした。
本文の推敲分については、既に心が離れてしまい、内容は再現できそうにないので現状のままとさせて頂きますが…。
改めて、コメントのお返事についてはさせて頂きます。