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独り言 その五百六十七

 大きいだけの鈴蘭です。

 今朝は随分と冷え込みました。
 聞けば、今週は寒い日が続くという話です。

 …しかし、寒さが厳しいほどに春の訪れが近い…と。
 そんな風にも思えます。

 …いえ…思いたいです…(;>ω<)サムイ!!



■考えすぎ?
 見渡す限りの草原を貫く、一筋の街道。
 その街道の脇に、一本の大きな樹があるとして。

 道行く人が休息を求めて、その樹の根元に腰を下ろすのは。

 身を焦がすような厳しい陽射しから、旅人を守り。
 身も凍るような冷たい雨を、旅人に代わって受ける。

 そんな樹に。
 旅人にもの言わずとも、『安らぎ』を感じるからではないでしょうか?



 あるとき。
 旅人の中に『樹だけでは不便だろう』と考える人が現れ。
 樹の下に茶屋を開いたとします。

 人の良い店主と、美味しい茶菓子。
 その評判は、旅人の間で次第に広がり。

 やがては。
 ただの通り道に過ぎなかった街道を、その茶屋に通う為に人が行き交うようにまでなったとして。

 旅人にとって、街道の…樹の下の『安らぎ』は、変わらず其処にあるものなのでしょうか?



 樹は変わらず在るとしても。
 茶屋に、茶屋としての形がある以上。
 そこには、茶屋の『内』と『外』が生まれます。

 建物が仕切る内と外…というだけでなく。
 それは…茶屋にとって利となる『客』と、そうではない『他人』という境界です。

  『この茶屋はいい店だ』

 …茶屋を称えるその言葉は。
 内に入った人の…茶屋の『客』となった人の言葉です。

 茶屋の外に在る人にとって。
 『内』に在る人の言葉に、どれだけの価値があるのでしょう?



 果たして、もの言わぬ樹が与えた『安らぎ』ほどに、言葉に価値はあるものなのでしょうか?



 自身の手の届くところに安定がある。
 それこそが価値があることだとすれば。

 たとえ、樹が枯れたとしても。
 茶屋が茶屋であることに変わりはなく。
 たとえ、茶屋が潰れようとも。
 樹が樹であることに変わりはないのかもしれません。

 …そんな、断絶した在り方を変える。

 成し難い事…という以上に。
 そも、目指すべきものなのか。

 …それすらも、よく分かっていない鈴蘭です。

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コメント

  • 2015/02/25 (Wed)
    00:31
    こんばんは

    こんな問答があります。

    南泉に、趙州が尋ねた
    「どんなのが道ですか」

    すると南泉、「普段の気持ちが道だ。」
    趙州 「そう仕向けるものでしょうか?」
    南泉 「仕向けると、外れる。」
    趙州 「仕向けねば、道が知れますまい?」
    南泉 「道は知る知らぬを、越えたもの。
         知るというのも迷い、知らぬも気のつかぬまで。
         仕向けないで、道に行きついたら、それこそ大空のように
         カラリとして、善し悪し構わんのではないか?」

    指し示すことも大事かと思いますが、
    「漢は黙って背中を見せるのみ」
    というのもありなのかなぁとも思います。
    どう見せても受け取り手によってその意味・解釈は変わってしまいますから。。
    私は試行錯誤・迷いが在っても今の鈴蘭さんで良いと思います。

    AGRESSOR #- | URL | 編集
  • 2015/02/25 (Wed)
    15:30

    まず店を出したその理由の中には、「そこに樹が有って安らぎがあるから」というのが根底に存在しているのだと思います。
    もし、その樹が無くなってしまえば「休憩をする」という一つの目的は果たすでしょうが「何故こんな所に」という疑問もいずれ生まれるのだと思います。

    そう考えると、その店の内外に関わらず「寛げる、または一息つく樹のある場所」というくくりが大前提に有り、そこに人は集まるのではないでしょうか。
    店の有無に拘わらず、変わらずその場所に人は一時の安らぎを求めるべく歩を緩めるのだと思います。

    しかし、注意すべくはその茶屋の意義。「儲ける為」ならばそこに内外の差がはっきりと現れ、鈴蘭さんの想いの通り【樹だけでは不便だろう】という気持ちからならば、その地の安らぎは相乗的に増えるのではないかと個人的には思います。

    【大切なのは存在ではなく意義】
    鈴蘭さんがお書きになるブログからは、いつもそういった内容の大切さというか、「何を礎に重んじるべきか」という事を考えさせられます。

    人気や活気というのは、ただ人を集めるために非ず

    この部分を疎かにして、短期間ならいざ知らず、長期間続いて活性しているモノをあまり目にした事はありませんね。

    何かを開催する、もしくは続けるにあたり、鈴蘭さんならば一番にこの【意義】をお考えになるでしょうから、ご自分の思った通りに進まれてはいかがでしょうか。

    なんつって(・ω・)v

    のこーな #- | URL | 編集

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