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独り言 その壱千九百弐拾弐

 大きいだけの鈴蘭です。


 …むぅ。

 旧ソ連から分離独立したアゼルバイジャンとアルメニアの間で大規模な戦闘が起きた…というニュース。
 昨日から始まった戦闘は今も続いているとか。

 トルコ系民族を多数抱え、イスラム教を信仰するアゼルバイジャンは文化的に親しい隣国トルコの支援を受けています。
 一方のアルメニアは旧ソ連邦の創設メンバーという歴史的背景から、ロシアと親しくしています。
 以前からアゼルバイジャン内にアルメニアへの帰属を求める勢力があり、これが火種となって後ろ盾となっている周辺国を巻き込んでの紛争に…。

 …ならないでしょうね;

 アルメニアには目ぼしい資源も産業もなく、トルコとしてはロシアを敵に回してまで得たいものではないでしょう。
 ロシアにしても、国連の支持を取り付け、世論を背景に優位に立っている状況なので、筋を曲げてまでトルコと戦う必要もない…。
 後ろ盾の大国にやる気がないので、このままでは当事国同士が延々と泥沼の戦闘を行う…という展開になりかねません。
 双方に大きく戦局を変える力が無い以上、それは国民が命をすり潰し合う消耗戦です。
 そんな状況に耐えられなくなって、何れ最悪の選択をするのではないか…というのが、この戦いの心配なところです。

 アルメニアは国内の電力供給の4割を古い原発に頼っています。
 この原発は構造的に脆弱で、先進国が運用する原発のように不測の事態に備えた防御などないと言われ、さしたる火力を持たないアゼルバイジャン軍の攻撃であっても、耐えることは出来ないとされています。
 インフラに打撃を与え、国力を低下させるのは戦争における常套手段ですが。
 この選択は、下手をすればメルトダウンを引き起こし、周辺一帯を数十年に渡って死の土地に変える危険なものです。
 原発を破壊せずとも、送電網さえなんとかすれば…と、甘い計算で不慮の事故を引き起こすのではないか。

 そんな馬鹿な事をしてくれるなよ…と願わずにはおれません。
 多くの人の生命のかかった事。
 間違いなどあって良いものではありません。
 現実は、ゲームのように上手く行くものではないですからね。

 …でも、得てしてそうした方向に事態は転がるもの…なんですよね…。



 (´・ω・)=3

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