FC2ブログ

独り言 その壱千五百七拾八

 大きいだけの鈴蘭です。

 PCで続きを書こうと思ったら、手違いで記事が消えてしまうという…。
 また書き直しだよ(´・ω・`)!!



 …改めて。





 パリのノートルダム大聖堂で火災が発生し、特徴である尖塔が燃え落ちるという甚大な被害を出してしまいました。
 最初、このニュースを聞いたとき、去年から続く『黄色いベスト運動』の標的にされたのかと思ってしまったのですが…。
 どうやら一部報道によると、補修工事中の失火が原因の事故であるらしい、とのこと。
 人の悪意からくる事件でなかったのは何よりの事です。

 …しかし。

 個人的には馬鹿馬鹿しい話だと思うのですが、今後、ノートルダム大聖堂が再建されるにあたって、ユネスコの世界遺産にふさわしい建造物であるかどうかが問題になる可能性があります。
 というのも、世界遺産に指定された資産について、著しく破損したものについては登録を抹消する…という規約が存在するのです。

192. 委員会は、世界遺産一覧表からの登録抹消に係る手続きとして、以下の手順を採択した。
a) 世界遺産一覧表への登録を決定づけた資産の特徴が失われるほど資産の状態が悪化していた場合。
          【Wikipedia:『抹消された世界遺産』より】


 今回の火災で特徴が損なわれたからと言って、即抹消されることは無いと思われます。
 過去の例を見ると、不適格と見られた資産は『危機リスト』なるものに一旦留保され、経過を見て抹消するかどうかを判断するようですから。
 何れ再建されるノートルダム大聖堂を改めて評価することになるのでしょう。

 ただ、再建されたものが世界遺産として認められるかは別問題のようで…。
 過去に、再建されたものが不適格とされて世界遺産登録が抹消されてしまったケースがあるそうです。

中世グルジア(ジョージア)建築の傑作として世界遺産登録された「ゲラティ修道院」(ジョージアの世界遺産、1994年登録・2017年縮小)がそれである。
この資産は、もともと「バグラティ大聖堂とゲラティ修道院」として登録されたものだった。しかし、バグラティ大聖堂の大規模な再建計画を理由に、2010年に危機遺産リストに登録された。バグラティ大聖堂の再建案は、世界遺産としての完全性と真正性を満たさなくなるとの危惧からである。その再建工事が実際に行なわれ、世界遺産としての顕著な普遍的価値が失われたと判断されたことから、バグラティ大聖堂を世界遺産リストから抹消し、ゲラティ修道院単独での登録に切り替える申請がなされたのである。
          【Wikipedia:『抹消された世界遺産』より】


 …これは、私の個人的な考えですが。
 時間の流れの中での移り変わりが『歴史』と呼ばれるものであろうと思うのです。
 形が残っていることだけが、歴史としての価値あるものというわけではなく。
 形が失われることにも、同じように歴史としての価値があるのではないか。
 そして、失われた形を大事に思う人たちによって再建されたのであれば、それは他の誰かが何を言うまでもなく、正しく歴史の形を成しているのではないでしょうか?

 …まぁ、理想論ですよね…;

 ただ、世界遺産に限らず、近年のオリンピックなどにも感じることなのですが…。
 商業的な価値を物差しにして、普遍的な価値を求めようとしているかのようで。
 なんというか…。
 どうにも好きになれないところがあるのですよ;



 一方で、人気ゲーム『アサシンクリード』がノートルダム大聖堂の再建に役に立つかも、なんてお話が。

 実際、集められたデータがどの程度の精度のものかはわかりません。
 しかし、仮想上でユーザーに好き勝手にされてばかりの歴史的建造物を、こうしたときに何らかの形で現実へとフィードバックできるというのなら…素敵な事と思います。
 ゲームの舞台にも取り上げられる有名な場所です。
 どのような形で決着を見るにせよ、より良い形で落ち着いてほしいものですが…。
 はてさて。




スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する