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独り言 その壱千五百壱拾参

 大きいだけの鈴蘭です。



 ついに商用量子コンピュータが実現しましたか…。

量子コンピュータ (りょうしコンピュータ、英語:quantum computer) は、量子力学的な重ね合わせを用いて並列性を実現するとされるコンピュータ。従来のコンピュータの論理ゲートに代えて、「量子ゲート」を用いて量子計算を行う原理のものについて研究がさかんであるが、他の方式についても研究・開発は行われている。

いわゆる電子式など従来の一般的なコンピュータ(以下「古典コンピュータ」)の素子は、情報について、「0か1」などなんらかの2値をあらわすいずれかの状態しか持ち得ない「ビット」で扱う。量子コンピュータは「量子ビット」 (qubit; quantum bit、キュービット) により、重ね合わせ状態によって情報を扱う。
【Wikipedia:量子コンピューター



 量子コンピュータの仕組みについては、素人には理解し難いものがあります。
 これも当然といえば当然で。
 私達の認識できる日常(マクロ)において、量子のような特性を持つ物は存在しません。
 これを説明するのに、よく『シュレディンガーの猫』が取り上げられるかと思います。

 『シュレディンガーの猫』とは、蓋つきの箱の中に…
  ①「猫」と
  ②「1時間以内に50%の確率で崩壊する放射性原子」と
  ③「原子の崩壊を検出すると青酸ガスを出す装置」
 これらを入れた場合、『1時間後には「生きている状態と死んでいる状態が1:1で重なり合った状態の猫」という不可思議な存在が出てくるのではないか?』という、『量子力学の確率解釈』の矛盾点を突く思考実験です。
 …分かるような分からないような話ですね;

 色々すっ飛ばして、私なりに身の回りの話に置き換えてみると…。

 目の前に無色透明の液体が注がれたコップが1つ。
 『水かな?』と思い、中身の分からないソレに口をつけてみると…。
 …やっぱりただの水でした。
 しかし、同じコップを口にした別の人は『美味い林檎ジュースだね』と言います。
 『いや、水でしょ?』そう思って、もう一口。
 …やっぱりただの水です。
 そこで、その人は『林檎ジュースだと思って飲んでみな』と言います。
 何を言うのかと思いつつも、『これは林檎ジュース』と念じて飲むと…。
 さっきまで水だったものが、林檎ジュースになってしまいました。

 …こんな感じでしょうか?;

 私達の使っている古典コンピュータには、1つのコップに1つのものしか入りません。
 1つのコップに2つのものを注げば、溢れてしまいます。
 別のものが欲しければ、別にコップを準備して、新しく中身を注がねばなりません。
 しかし、量子コンピュータの場合、1つのコップに複数のものが同時に入ります。
 それはミックスジュースのように混じり合っているのではなく、コップ1杯分の林檎ジュース、オレンジジュース、葡萄ジュースが同じコップの中に別の存在として重なり合って入っているのです。

 手にとった人が、コップの中身を林檎ジュースと認識すれば、それは林檎ジュースとなり。
 手にとった人が、コップの中身をオレンジジュースと認識すれば、それはオレンジジュースとなる。

 …まるで何かのトリックではないかと思える話です。
 書いてる私も、これで説明が合ってるものか自信がありません;
 興味のある方は、量子コンピューターについて丁寧に解説しているサイトもあるので、これを機会に読んでみることをお勧めします。
 きっと面白いですよ。






 このコンピューターのプログラムには、新しいコンピューター言語である『Q#』というものが用いられます。
 ただ、開発環境はVisual BASICやC、C++など既存の言語でお馴染みの、マイクロソフト社製『Visual Studio』に準拠しており…私達のパソコンでも編集できます。
 開発用のキットは公開されているので、興味のある人はコードの実物を見ることも出来るでしょう。

 …しかし、まさに『未来のコンピュータ』って感じの外見ですね;
 思えば、マザーシップの機能を司るシャオもコレの親戚のような存在になりますか。
 シャオはシャオで、SFを感じさせる存在ではありますが…。
 人の姿を持ち、人の心を解し、人の言葉を操る彼をモノと見るのは難しいと思います。
 シャオを見て『これぞ未来のコンピュータ』と思う人は少ないのではないでしょうか?

 人とは違う姿形に、人とは決して相容れないものを感じ、畏れを抱かせる…。
 このコンピュータには、そんな…無機物だけが持つ怖さがあるように感じた鈴蘭です。

 そのためでしょうか?
 こうしてみると、未来への扉がそこにあるかのようです。
 さしずめ『Q#』は扉を開く呪文の言葉、といったところでしょう。



 私達にとって幸運であるのは、その呪文が『オカルト』などではなく…ネット一つで誰もが学び得るものであることでしょうね。


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