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独り言 その壱千四百七拾四

 大きいだけの鈴蘭です。

 アメリカでは中間選挙の開票が進んでおり…。




 ご覧のように上院をトランプ氏が所属する共和党が過半数を獲得し、下院は民主党が過半数を獲得する結果となりました。
 これを受けて、日本のマスコミでも報道がされているのですが…。



 …んー…?
 何かネガティブに捉えてますね。
 現実との乖離に、ちょっと違和感を覚えた鈴蘭です。



 そもそも…今回の中間選挙では、トランプ陣営は下院の過半数確保にこだわっていた訳では無いと思われます。
 これは上院の持つ権限によるところが大きく…。

条約の批准と指名人事について、大統領に「助言と同意」を与える権限は上院のみが行使しうる。弾劾裁判においては下院による訴追に対して上院による裁判と役割が分担される。予算案および関連法案については下院に発議権がある。予算案を含むすべての法案が成立するためには上下両院での承認が必要であり、イギリスや日本の下院に付与されているような特定議院の優越はない。


 弾劾の裁判を上院が担当する…という点に目が行きがちですが、そこに大事はありません。
 上記のように、上院には条約批准と指名人事について大統領に公的に意見できる権限があります。
 下院にはこれがありません。
 この違いが今のトランプ陣営には重要で…。
 現在、アメリカの連邦最高裁判事9人のうち、民主党リベラル派の判事2人が高齢のために後任を決めねばならない時期に来ており。
 移民政策に強硬姿勢をとるトランプ陣営としては、上院で過半数をとるということは、人事権を行使して判事を共和党保守派の人物に変え、今後の移民政策をスムーズにできるメリットがあるのです。

 トランプ陣営にとって重要なのは上院の過半数を確保できるかどうかであり、下院で過半数を確保する必要性は相対的に低くなります。
 日本のマスコミでは『ねじれ』を問題にしていますが…。
 そもそも、アメリカ議会がねじれていない時期など、100年のうち6年ほどしかありません。
 日本と違い、ねじれの状態が当たり前なのです。
 ねじれているからと言って、今後の政権運営が特別厳しくなる訳ではありません。

 トランプ陣営は利のある上院を確実にとるために、敢えて下院を譲った…と見るべきでしょうね。



 加えてトランプ陣営はフロリダ州知事選に傾注していました。
 大票田のフロリダは、大統領選挙において『フロリダを制する者が大統領選挙を制する』と言われるほどの重要地域。
 ここでの勝敗は、次の大統領選に大きく影響してきます。
 民主党も、フロリダの選挙に勝つべく力を入れていたと聞きますが…。

 接戦の末、トランプ陣営はフロリダでも勝ちました。

 結果として、トランプ陣営は『上院の過半数を確保し、人事権を掌握する』『2期目を見据えて大票田を確保する』という2つの勝利条件を掲げ、2つとも達成しました。



 …彼の勝利宣言は、強がりでもなんでもなく…。
 ホンモノだということです。



■今日のニークス

 明日から三連休。
 モンハンコラボのアークスシップで頑張ります。
 まだロビーすら覗いてないので…週明けにでも記事にしたいと思います;
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