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独り言 その壱千四百参拾八

 大きいだけの鈴蘭です。



 ふむ…。

 日露首脳による経済フォーラムでの席上、安倍首相の『日露間で平和条約締結をするとして、私達の代で結ばずにいつ結ぶのか』みたいな発言を受けてプーチン大統領が『では、我々もアプローチを変えて日本と平和条約を結ぼう。諸問題の話はその後だ』みたいに返したようです。

 『前提条件なし』ねぇ…?

 現在の日本の立場としては受け入れるべきではない…と個人的には思えるのですが…。
 日本政府は、どう返すつもりでしょうね。



 現在のアメリカは対中、対露外交で強硬路線を鮮明にしています。
 日米は対中関連では経済、安保の両面で共同歩調をとっていますが、対露関連では日本が北方領土問題を抱えているということで、日米のスタンスには開きが見られます。
 今のところアメリカは、日本が北方領土問題の解決に向けて外交的努力を傾けることに関しては、日本の主権問題ということもあって強く反発していませんが…。
 北方領土問題をテコにロシアが日本の切り崩しを図り、アメリカの国益を損なうようになれば黙っていないでしょう。
 日本は東アジア地域におけるアメリカ軍の要衝です。
 日露で平和条約が結ばれ、その機能が損なわれれば、アメリカの外交のこれからに大きく影響しますから。

 米中では、今まさに貿易戦争とも言うべき状態にありますが。
 今のアメリカが、どのような結果を求めているのかが見えていません。
 アメリカは中国の知的財産権の侵害を問題視し、それを制裁の名目の一つに掲げていました。
 しかし…。
 中国が何をどうすれば問題が解消されるのか、その具体的なところがアメリカから示されていないのです。
 極端な話…中国が知的財産権に関する諸問題に対応する法律を定め、賠償を行い、国際ルールに則って行動するようになったとしても、アメリカが『まだダメ』と一言言えば制裁が続けられる情勢です。
 この状況で一つ折れれば、他の全てまでをも失いかねない。
 それが今の中国で…。
 アメリカは、そんな中国の足元を見るようにして、貿易だけでなくウイグルやチベットの民族問題、南シナ海の領海問題などで揺さぶりをかけています。
 今思えば、この数年は中国が引き返せなくなるところまで引きずり出すために必要な時間だった…のでしょうかね…。

 この情勢下で中国の友好国であるロシアと平和条約を結ぶ…というのは悪手に思えます。
 日米関係と北方領土+日露関係を秤にかけて、釣り合うようには思えません。
 …というか言い出したロシア自身、それを弁え…今のアメリカを刺激してまで日本と平和条約を結ぼうとは考えてはいないのではないでしょうか。
 本気で日米関係に楔を打つつもりであれば、『北方領土の返還を前提とした平和条約の締結』を提示したのではないかと思うのですよ。

 主権問題の解決のためには平和条約を結ぶべき。
 日米関係を考えれば平和条約は結ぶべきではない。

 …その板挟みは日本政府にとって厳しいものと思いますから。



 もしかして、ロシアの対米交渉のカードの一つとして、本格的に日本を組み込みたいという希望…メッセージ…なのかなぁ…?
 今の日露双方にとって、北方領土問題が解決せず…『鋭意努力中』の状態で宙に浮いている方が都合がいいのではないかとも思う鈴蘭です。

 アメリカの手前、どの国も表立ってロシアとの外交が難しくなっている今。
 北方領土問題を棚上げすることは、『北方領土問題の解決』という建前の元、アメリカの干渉を排して日露が外交を継続できる利が生まれます。
 米中関係の行く末を注視しているロシアにとって、いざというときアメリカへの仲介を頼める相手として日本が必要と考え…日本をアメリカから切り離すよりも、アメリカとの関係をそのままに、ロシアとの外交チャンネルを維持する方法を選んだ…云々。
 …いえ、これはロシアを買い被りすぎているでしょうか?
 最近のプーチン大統領は内政でも失敗して、精彩を欠いているようにも見えますし…。
 そんな中での軽口めいた失言かもしれません。
 『鶏肋』のような故事もありますし。
 いやいや、でも…。



 …などと。
 こんなのは、素人の妄想でしょうね;



 ただ、こうして色々考えるのは面白いことだと思います。
 歴史として過去を振り返るとき、人は神の視点を得て、全ての事柄を俯瞰して見渡すことが出来ます。
 …いえ、出来てしまうのです。
 そのために…その当時、実際にその場にいた人、その時間に生きていた人が見ていた世界というものが、分かりにくくなってしまっています。

 私達は歴史上の偉人たちを知ってはいても。
 その偉人たちと同じ時代に生きた人たちが、彼らをどのように見ていたのかを知りません。

 今を生きる人間だからこそ。
 知らないことばかりの今だからこそ。
 後の人が思いもつかないような想像ができると思うのです。

 それは、この時代に生を享けた私達の特権なのですよ。



■今日のニークス

 前置きが長くなったのでちょっとだけ…。



 アズールレーンが間もなく一周年だそうで…。
 私が始めたのが配信1、2週間後だっと思いますから、私個人の一周年はもうちょっと先になりますが…早いものですね;




 予備知識などなく、誘われて始めたゲーム。
 誘って頂いたものの、果たして遊び相手として相応しい私だったのだろうか…疑問を感じることはありますが。
 私個人としては、新しいものに触れて世界が広がった、本当に楽しい一年でした。
 
 諸々ひっくるめて、ありがとですよ。
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