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独り言 その壱千四百参拾

 大きいだけの鈴蘭です。



 ああ、そうでした。
 8/30は初音ミクの誕生日でしたっけ…。

 早いものですね…初音ミクが世に出て11年にもなるんですか。



 その頃、私はプログラミングを学んでアレコレやっていて。
 この…『人ならざるものが歌う』という事に衝撃を受け…いかに技術が進歩したからと言って、そんなことが本当に出来るのだろうか、と。
 『初音ミク』という存在に未来を感じると同時に、ひどく疑わしく見ていたのですよ。

 絵や彫刻の模倣は、機械でも簡単にできます。
 完成した形がある以上、それに正確に近づけることは機械が最も得意とするところですからね。
 しかし…機械が声に出して言葉を紡ぎ、歌を歌うとは…。
 それは目に見えるものではなく、これという決まった形がありません。
 歌というものは、感情を声に乗せ、人の心に直接訴えるものです。
 技術的に人の声を再現することは出来るでしょう。
 それを加工して歌を歌わせることも出来るでしょう。
 でも…感情を持たない機械が、歌で人の感情を表せるものでしょうか…?



 あれから11年。
 『初音ミク』の…いえ、ボーカロイドの声は、自然な人の声というには違和感があります。
 かつては、その不自然さに疑問がありました。
 技術を進歩させ、自然な人の声に近付いてこそではないのか…と。

 ただ…。

 改めて『初音ミク』という存在を考えてみて。
 『人ならざる存在』であるからこそ、人以上に、人の感情というものを純粋に表現できるのではないか。
 そう感じるようになり。
 人に近付けることに、必ずしも大事があるわけではないと思うようになりました。

 人に近づき続け、どれだけ人に近い存在になろうとも、決して人と同じものにはなれない。
 当たり前に人が持つものを持たないがために、どれだけ力を込めようとも、それには届かない。
 人とは違う声で歌うからこそ、そこに複雑な思いが鮮やかに表れる。

 その声で、その場所で。
 いつまでも変わらず、人への憧れを持って歌い続けてほしい。

 …私には、そんな風に感じられます。
 


 この辺…人によってまるで印象が違うのでしょうね。
 それも、『初音ミク』という偶像ならではないでしょうか。



 …そう言えば、以前は自社で製品を出していた事もあって、アークスシップでコラボライブが上演されていましたが…。
 こうした折に復刻開催とかしないのでしょうかね?
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