独り言 その百四十一

 大きいだけの鈴蘭です。

 日々、お話を伺う機会が多い(?)鈴蘭ですが。
 伺ったお話に何か有益な、明確な答えを返している訳でもありません。
 それでも『話せて良かった』と言われる事がしばしばあります。

 こうしたお話をしに来られる方は、人に自分の考えを伝えるというプロセスをこそ欲しているように思います。
 自分の中にある不明瞭なものを言葉にして、文章にして、話として人に伝えて理解してもらう。
 意見が聞きたい、というほどに自分の中に確固たる考えが出来上がっていない方が、自身の考えをまとめるために必要とするもの。
 独り言に近い、独り言では有り得ないもの。
 伺うお話には、そうしたものが多いように思います。

 相談に乗る…ということもありますが。
 変な話ですが、相談したいという方は話を持ち込む前に、自分の中に結論を出している方が多いように思います。
 こうしたい…そんな考えを持っていても迷いがあるというような。
 自分にとっての相談というのは、その方の意志の確認…そんな感じでしょうか。
 
 どうしていいか分からない…という方は、相談に来ません。
 何を相談すれば良いのかも分からない状況では、人に話せるものでもありませんし、人が外から口を出すこともままなりませんから。
 

 何れにせよ、対話は自分以外の誰かが居て初めて成り立つ行為。
 自分とは全く別個の存在に話をすることでこそ、初めて生まれるものがある。
 ご自分の中にあるものと向き合う為に、ご自分の中にあるものに形を与える為に、ご自分の中に新しく生み出す為に鈴蘭を…というのであれば。
 出来る限りは応えたいものです。




 …ままならない事ばかりで、大きな事は言えません。
 ただ、よく世間で言われるように…他人の事ほど良く見えるんですよね;
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コメント

  • 2013/06/03 (Mon)
    10:58
    No title

    相談した結果の答えもだいたい予想できてますでしょうね
    大事なことは聞いてくれること
    聞いたうえでどんな返しでも自分の言葉なら
    相手にとっちゃ百点満点なのですよ

    ハスワリ #- | URL | 編集
  • 2013/06/03 (Mon)
    22:48

    >ハスワリさん
     コメント有り難うございます。
     まさにその通り、ですね。
     相談に来られる方が、自分を選んだ段階で自分の役割は決まっていると思います。
     お相手の望む『自分の言葉』を返すこと。

     考えに合致する答えではなく、『この人なら、こう言うに違いない』という期待に応えるのがより良い…んでしょうね。
     言うは易し…ですが;

    鈴蘭 #- | URL | 編集

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