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独り言 その壱千四百参

 大きいだけの鈴蘭です。




 このTwitterの記事は昨日の参院内閣委員会での結果を知らせるものですが…。
 今日の参院本会議で統合型リゾート実施法案は可決、成立しました。
 これで、実際に日本に『カジノ』を作る事を前提にした、様々な関連法が整備されることになり…。
 何れ、建設候補地に名乗りを上げている大阪なりに統合型リゾート施設…いわゆる『カジノ』が出来ることになるでしょう。

  『…と言っても、別に行くこともないし…』

 …そういう人も少なくはないでしょうが…。
 常日頃からゲームに親しんでいる私達にとって、全く無関係なものでもありません。
 以前に紹介した『CEDEC 2017』での講演([CEDEC 2017]日本で高額賞金のe-Sports大会を開催するには? 刑法賭博罪・景表法・風営法による規制が解説されたセッションをレポート)で触れられているように…日本国内で開催されるeスポーツの大会の在り方に、深く関わってくるかもしれないのですから。

 講演にあるように、統合型リゾート実施法の成立に先立ち、どのようなゲームが高額の賞金が賭けられるのに相応しくないかについての提言が出されていました。

(1)顧客同士が賭けあう,対戦型のゲームはNG(ディーラーと客が勝負するようなゲームのみがOK)
(2)スポーツの結果に対して賭けるなど,俗に言う外馬賭けはNG
(3)カジノ施設の外からオンラインでアクセスしてプレイできるような仕様はNG
(4)宝くじはNG
(5)風営法が定めるパチンコ・パチスロはNG(現状ではパチンコ・パチスロは遊技機だからOKという構造になっている以上,これが「賭博」場に入ってくるのはダメ)



 …こうしたゲーム以外で、風営法や景品表示法に抵触しない形であれば、日本国内でも高額の賞金がかけられたeスポーツ大会の開催が可能になるかも…と期待されています。

 ええ、なるかも…です。

 日本におけるプロゲーマーを取り巻く社会的環境は、大変厳しく…。
 eスポーツ団体が発足したとはいえ、法の整備などはこれから。
 法に規定がないから…と先走れば、私達アークスの記憶にも新しい『ガチャの排出問題』のようなトラブルを招きかねず。
 それによってeスポーツのみならず、下手をすればゲームそのものの社会的地位を貶めることに繋がりかねません。

 不思議…いえ、滑稽なものです。

 政府は『クールジャパン』などと呼び、ゲームや漫画などのサブカルチャーを日本の文化の一つとして、その魅力を対外的に発信してもいますが。
 実際、サブカルチャーが本当に日本の文化として根付いているのかどうかといえば…。
 それらを都合よく利用している当の政府が、文化として認めていない節があるのですから;



 そういえば…以前、『スプラトゥーンの世界大会では日本勢が強い』という話をしましたが…。
 その背景について、1つのお話を教えて頂きました。
 それは、端的に言えば『諸外国と日本のゲームの文化の違い』にある、というものでした。



 日本においては、あくまでも『ゲームは子供の遊び』であり…いい大人がゲームに熱中するのは体面が悪い、という風潮があります。
 それに比べ、海外では『大人が遊ぶゲーム』と『子供が遊ぶゲーム』が明確になっているそうですね。

 ゲームに触れる機会の多さで言えば、日本人は世界でも恵まれている方でしょう。
 プレイヤーの総人口…その裾野の広さで言えば、海外に比べて圧倒的とも聞きました。
 しかし、その中でプロにまでなれる人…というのは、殆どいません。
 日本では専業のプロゲーマーでは生活できないため、別に仕事を持ち、兼業していると言われています。
 どれだけ頑張っても『ゲームは子供の遊び』とあしらう日本の社会環境が、そうさせているのです。

 一方で、海外では競技として大人が真剣に取り組むべきものとして、『大人が遊ぶゲーム』があり。
 競技に参加するには幼すぎる子供たちが手にすべき『子供が遊ぶゲーム』とは分けて考えられているのだとか。
 スポーツのトップアスリートと同じく、『大人が遊ぶゲーム』を極めたプロゲーマーはリスペクトの対象…社会的にも認められた存在であり、日本のそれとは大きく事情が異なります。

 これらを踏まえ、『スプラトゥーン』の話に戻ると…。

 『スプラトゥーン』は、海外では『子供が遊ぶゲーム』に分類され、あまりプロゲーマーが手を出していないそうで。
 そのために海外勢は、裾野の広い日本のプレイヤーの中から現れた強豪相手に苦戦を強いられる事になっている…と。



 なるほど、ゲームの文化の違い…ですか。
 ホント…いろいろあるんですね。



 ただ…感心ばかりしていていいものかどうか、です。

 海外のそれが理想かどうかは分かりませんが。
 日本の現状が良いものでないのは確か。

 果たして、これから先をどう変えていくべきなのか…。



 折しも、今年のCEDECにおいて酒井氏が『オンラインゲームのこれまでとこれから』というテーマのセッションで登壇するそうです。


 アークスの一員としては『オンラインゲームのこれまでとこれから』より…『PSO2のこれまでとこれから』について考えて欲しい、というのが偽りのない気持ちなのですけどね…;
 ただ、オンラインゲームの在るべき姿を、日本のクリエイターがどのように思い描いているのか、という点には関心があります。
 或いは、それが将来の日本のゲームの文化を形作るかもしれないのですしね。

 あいにくとリアルタイムで視聴は難しいかもしれません。
 しかし、何れ内容は公開されると思います。
 未来を垣間見ることが出来るかもしれない、その内容…。
 目にする日を、楽しみにしておきましょう。

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