暑い日が続いています。
いやはや…今年の夏は本当に暑いですね;
こうした陽気に、『夏はビールの季節』なんて言う人が居ますが…。
そんな声に応えようということか、最近、コンビニ大手のセブンイレブンが店頭に格安のビールサーバーを設置して販売しようと、準備を進めていたようです。
「 居酒屋殺しの100円生ビール販売 」と話題になっていましたが……
— ねとらぼ (@itm_nlab) 2018年7月17日
セブン‐イレブンの生ビールサーバー「本部からの指示により提供中止」に Sサイズ100円のお手頃価格で話題 https://t.co/WSydclomIv @itm_nlabから pic.twitter.com/x1Xki4eRWt
店によっては、写真のようにビールサーバーの設置を済ませたところもあるようで。
まさに準備万端といったところですが…。
しかし、テスト販売開始を目前にして突然、提供中止になってしまったのだとか。
事前の告知で結構期待されていた企画のようですし、この中止決定を聞いて、店頭に並んだ空のビールサーバーを複雑な思いで眺めた人も少なくないのではないでしょうか?
この中止の背景を、セブンイレブン本部は『提供にあたって品質の維持が難しいため』と説明しているそうですが…。
なんでしょうね?
ビールサーバーのメンテナンスは結構面倒で、こまめに洗浄しないと部品に付着したビールが腐り、サーバーから提供されるビールの味を落としてしまう…とかなんとか聞きました。
もしかしてメンテナンスに関してのコスト計算が甘かった…とか?
それとも…ビールの安定供給の目処が立たなくなった、とかでしょうか?
うーん…でも…こうしたものは、事前の調査なりを徹底するものでしょうし…素人でも思いつくような、ありきたりな理由での中止は考え辛いですかね…。
なんにせよ、楽しみにしていた人たちにとっては、残念な話でしょう。
ご愁傷さまです;
しかし…ビールの品質、ねぇ…。
味が落ちるから提供できないとか、個人的にはピンときません。
ああ、いえ、一般論として当たり前のことであることは理解しています。
ただ…お酒やタバコは言うに及ばず、嗜好品と呼ばれるものを嗜まない私にとって、こうしたものの楽しみというのは、謎でしかないのです。
そもそも『値段相応の味って何さ?』というところから始まりますから;
ホント、関心がないんですよね…。
美味しいものを口にすれば幸せを感じます。
良いものを手にすれば幸せを感じます。
美しいものを目にすれば幸せを感じます。
心地良い音を耳にすれば幸せを感じます。
馨しい香りを嗅げば幸せを感じます。
感情の起伏に乏しい私にも、そうした感動はあります。
ただ…改めて考えてみると…。
それらの感動を与えてくれるモノに対して、『これでなければ』と…こだわる気持ちが、私は人に比べて弱いのかもしれません。
その味、その形、その色、その音、その匂い…。
在るものを在るがまま。
私は好きなそれらを受け入れるだけ…というと聞こえはいいでしょうが。
果たして私のそれは、そんな上等なものなのかどうか。
趣味が高じて…なんて言葉があるように。
好きなものにコダワリがあるのならば、より良いものを求める中で、自然と好きなものに詳しくなるものです。
点を結んで線を引くように。
線が集まり面になるように。
面が積み重なって立体となるように。
好きなものを、自分自身の中でより確かな存在へと変えていくでしょう。
…しかし、私の場合。
点は点のまま。
受け入れたものを、そのままにしがちです。
そんな私の『そのままでいい』という許容は。
これ以上、理解しようとしない。
これ以外、知ろうとしない。
これ以上、変化を認めない。
許容とは真逆の…好きなものを拒否することに通じているのではないでしょうか…?
ある時…思ったのです。
こだわりの無さ。
無理解。
無関心。
私の中で、それらは1つの線上に並んで私という人間の下地となり、全ての思考を導いているのではないか…と。
でも、結局…これらも全て程度の問題で。
こだわりの無さ、無理解、無関心…これらをコントロールすれば、客観視のための距離感、意識の集中、発想の転換…そうしたものへと繋げることが出来はしないでしょうか?
これらに囚われ、明らかに違う道へと進むのは問題ですが…それと分かっていても、私はその間違いをよく犯してしまっています。
しかし、『それは違う』と教えてくれる声が聞こえるうちは、やり直すこともできるでしょう。
…ああ、そうです。
私が感動するといえば…そうした声にこそ、かもしれません。
それがあるから、私はネットの世界に通いつめているのでしょうね。
『これでなければ』と。
…なるほど。
今は、その声のあることに感謝しつつ。
私という個性を、私自身がどのように扱うか。
…それを考えています。
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