独り言 その壱千壱百

 大きいだけの鈴蘭です。

pso20170412_214137_004.jpg
                         (C)SEGA

 この東屋からの景色も、もう終わりですね…。

 どこぞで、散らない桜を作って観光の目玉にしてはどうか…という話があるのを耳にしました。
 学術的に『散らない桜』というものの可能性を追求するのは、良いことと思いますが…。
 個人的には、ナンセンスな存在と思います。

 咲くのを楽しみに待つのも。
 咲いた姿を眺めて感じ入るのも。
 散っていく様を惜しむのも。

 惜しいと思うからこそ、次の楽しみにもなる。
 こうした全てがあってこその桜…でしょうからね。



― ◆ ―




 …ところで。
 この東屋には『床の間』があります。

pso20170412_214147_005.jpg
                         (C)SEGA


 最近の家では、畳敷きの和室はあっても『床の間』がない…という作りも増えたように思いますが…。
 しかし、そもそも『床の間』とは何の為の空間なのでしょう?
 あっても無くても構わないようなものなのでしょうか?



  〒 〒    
■_(・ω・_)⌒[布団]

…例によってネットで検索…っと。




 「床」は、奈良時代、人が座る「座」や「寝床」という場所として使用されていました。
 室町時代には「床」と呼ばれ押し板で一段高くされました。
 主君や家臣が会う場所を「上段の間」、一段高くなった場所を「床の間」と呼ばれるようになりました。
 現在は、茶室が造られたことにより、「上段」と「床の間」がひとつになっています。



  〒 〒    
■_(・ω・_)⌒[布団]

…茶室。


 …なるほど。
 この東屋には茶道具が置いてありますし、茶室として使われてもいるのでしょう。
 これならば、ここに『床の間』があることに不思議はない訳ですか。



 床の間は、室町時代に生まれ、安土時代~江戸時代に完成されたと言われています。
 室町時代前は、別々の部屋に書院や棚がありましたが、それらが一つになり「床の間」が出来ました。その後、数寄屋(茶室)が造られるとともに、様々な材料やデザインなどで改築され、いろいろな形をした床の間が造られるようになりました。



  〒 〒    
■_(・ω・_)⌒[布団]

…なるほど。成立の経緯は把握。


 では…この東屋の『床の間』の意味は…?
 ここで、掛けられた掛け軸に意味を求めてみました。



 掛け軸は、元々は中国の家で礼拝用として使われていました。
 「掛けて拝む」という意味が込められています。

 床の間の掛け軸は、実は、茶道具立派な茶道具のひとつです。茶道とは、お茶とお茶菓子を頂くだけでなく、茶道具やその場の雰囲気を味わうことにも楽しみがあり、その中心となるのが掛け軸となっています。その茶会の目的に合わせ、掛け軸に書かれている図柄や言葉を掲げます。そして茶会に参加している人達がそれを見て場を味わって楽しみまます。

 床の間で飾られる掛け軸はまず、中国の北宋時代、「掛けて拝む」という仏教の仏画用として使用されていました。日本では、鎌倉時代後期、禅宗の影響で水墨画が流行しはじめ、掛け軸は芸術品として世に知れ渡っていきました。室町時代以降、千利休が床の間に飾られている掛け軸を茶の席で見て、人々に重要性を伝えてから掛け軸は流行。様々な場面で異なる掛け軸が使われるようになりました。昭和の戦争により、掛け軸を見て楽しむという需要が減ってから現在は家の洋風化もあいまって、掛け軸離れは進んでいます。

 床の間は、神の宿る場所とされています。掛け軸は、その場所に縁起の良い掛け軸を掛けることで、家の運気を上昇させると言われています。
 家運隆盛 健康長寿 夫婦円満 家内安全 金運上昇 などをもたらす大切な空間です。

 結婚・結納・正月・慶事全般用
 「松竹梅高砂(画像左)」「鶴亀松竹梅(画像右)」
 お祝い事、正月用使います。
 慶事用として床の間に必要な1本です。
 掛け軸を掛ける時期は、慶事の度に1週間~1ヶ月程。
 正月は元旦から1月末までです。

 結納・結婚・結婚記念日
 「鴛鴦」「夫婦昇鯉」
 夫婦円満として、使用することができます。
 この掛け軸は華やかさに欠けるので結婚記念日に使うことがオススメです。
 「鴛鴦」は冬。「夫婦昇鯉」は夏の季節に使用できます。

 仏事・弔事
 「六字名号」「観音」「十三佛」「蓮華」
 仏事やお彼岸、お盆、弔事などで飾る掛け軸です。
 仏事用として最低限必要なものです。

 出産
 「四君子」「四季花」は、縁起物として掛ける掛け軸です。
 「龍(干支)」「虎(干支)」などは子供の干支に合わせた掛け軸です。

 節句
 「雛」「兜」「鯉の滝登り」
 節句の1ヶ月前から節句終了まで掛けます。
 「鯉の滝登り」は、男子の節句用としても、夏や年中の掛け軸として使用することができます。

 開店・開業
 「七福神」「赤富士」「二福神(恵比寿大黒)」
 商売繁盛、吉祥の縁起物として掛ける掛け軸です。
 「赤富士」は夏の掛け軸として使用することもできます。

 新築祝い・落成祝い
 「竹に雀」「富峰」「四季花」「山水」
 「竹に雀」は、地に根をはる竹、子孫繁栄と吉鳥である雀という縁起物の掛け軸です。
 年中、夏に掛けて使用することもできます。

 長寿
 「松竹梅高砂」「鶴亀松竹梅」「六瓢」「亀」
 「六瓢」は無病に通じる縁起物の掛け軸です。
 その他の物は長寿の縁起物として使用されます。
 還暦・喜寿など祝いの時期に掛ける掛け軸です。

 選挙・昇進
 「大昇鯉」
 「鯉の滝登り」という意味です。
 黄河の龍門を昇れば龍に進化するという故事から、出世を願うときに掛ける掛け軸です。
 五月の節句、夏にも掛けることができます。

 年中掛け
 「山水」「四季花」「四君子」「書画」、
 他、季節を限定しないもの、縁起物、書などを掛けることもできます。
 これらの掛け軸は季節に関係なく年中掛け、傷みを防ぐために1~2ヶ月ごとに掛け変えます。
 普段用として、最低2本を用意し、交互に掛けることをオススメします。

 季節掛け
 「梅に鶯(春)」「鮎(初夏)」「紅葉(秋)」「南天に小禽(冬)」など他にも様々あります。
 季節に応じて掛け軸を掛けます。
 実際の季節の1ヶ月前に掛けるのがオススメです。

                 床の間に掛け軸ををかける理由とは?そもそも床の間ってなに!?』より
                 Wikipedia:掛軸より



 …はて。
 なるほど、いろいろな意味があって掛けられるものだというのは分かったのですが…。

pso20170412_214309_006.jpg
                         (C)SEGA

 …この掛軸に描かれているのは、おそらくハルコタンの城と思われます。
 しかし、上の例を見るに…縁起物の題材として『城』というのは無さそうです。

 単に風景を描いているだけで、この掛軸に験を担ぐような意図はないのでしょうか…。
 上の例で言えば『年中掛け』に使っているだけ、とか。



  …そういえば。(´・ω・`)



 …この掛軸を見ていて、ふと、タロットカードを思い浮かべました。
 タロットカードには、確か『塔』のカードがあったはずです。
 『塔』のカードは『神の家』…教会を指すものだった筈なので、ハルコタンの城とは違うかもですが…。
 …って、いえ、待ってください。
 神に等しい力を有し、人々を守護するスクナヒメが住む城であれば、それは正に『神の家』のような…?

 『塔』のタロットカードって、どんな意味でしたっけ…調べてみましょう。



  〒 〒    
■_(・ω・_)⌒[布団]

…大アルカナ16番…と。




  〒 〒    
■_(・ω・_)⌒[布団]

…崩壊、災害、悲劇、悲惨、惨事、惨劇、凄惨、戦意喪失、記憶喪失、被害妄想、
トラウマ、踏んだり蹴ったり、自己破壊、洗脳、メンタルの破綻、風前の灯…




  〒 〒    
■_(・ω・)⌒[布団]

…。




 …きっと、深い意味はありませんね、これは;
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する