独り言 その九百六十一

 大きいだけの鈴蘭です。

 明日は秋分の日。
 朝晩の涼しさを思えば、明日を待たずとも、すっかり秋だと感じられるのですが…。
 今年は夏の暑さが厳しかっただけに、明日の秋分の日の訪れを聞いて、『あれ、まだだったのか…』と思ってしまうのかもしれません。

 例年になく、今年は強い台風が連続して日本にやってきています。

 台風は、海水の熱を元にして発達します。
 熱を消費して、大気を撹拌し、雨を降らせ、地表を冷やす。
 温度調節の為の、自然のメカニズムなんですよね。

 台風によって齎された雨風による被害が、アジアの各地で発生していますが…。

 夏を終えるためには、この災害も必要なプロセスなのだと思います。
 …相手が自然の力では、人の身としては逆らうことも出来ません。
 自然は自然の都合で動くもので。
 人の都合に合わせて動いてはくれませんから。

 如何にして私達一人一人が向き合うか…それが自然というものでしょう。



 喜べる時に喜ぶ。

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                            (C)SEGA

 …これも、向き合う姿の一つと思うのですね。



  盆を過ぎてのボンダンスだけどさ(´・ω・`)



■考え過ぎ?

 mission abort 意:作戦中止

 先日、富士山の麓にある自衛隊の演習場で、年に一度の大規模な演習が行われました。
 『富士総合火力演習』…所謂『総火演』といわれる演習です。

 私の聞いた話だと、弾薬にも使用期限というものがあり、作ったり買ったりしたものは、期限までに消費しないとゴミになってしまうのだそうです。

  思えば、古い花火なんかも火薬が湿気るしの…(´・ω・`)

 しかし、モノが兵器ですし…ゴミだからと簡単には棄てられません。
 他のゴミと一緒に焼却炉に放り込んだりしたら大事ですし。
 夢の島に埋めては、いつ爆発するか気が気ではなくなってしまいます。

 安全に棄てるとなれば、私達の日常生活で出るゴミ以上に手間が…お金が掛かります。
 そんなアレコレを省くためにも、こうして演習で使ってしまうのだとか。

 訓練にも広報活動にも役立つということで、ただ棄てるよりはよほど経済的でしょうね。



 そんな『見せる訓練』とは別に、自衛隊は実戦を想定した訓練を米軍と協力して行っています。

 そうした訓練では、自衛隊の士気の高さや練度の高さに米軍の関係者が感心することもあるそうですが…。
 その一方で。
 自衛隊に見られる、ある傾向を危惧する声もあるそうです。

 それは例えば、航空機による敵地上施設への攻撃を想定した訓練の場合。
 爆装した航空機で目標に向かう途中、こちらを迎撃しようとする敵の戦闘機に出くわしたとして。

 米軍のパイロットは『mission abort(作戦中止)』を宣言して、即座に爆弾をその場で放棄して撤退に移るそうです。
 任務の遂行が困難であれば、パイロットと機体の帰還を第一に、ということですね。

 一方、自衛隊のパイロットの場合…。
 爆弾を放棄して後退するのは変わらないそうなのですが…途中で反転して敵機への反撃を試みるケースが多いのだそうです。

 その為に、米軍の将校から『自衛隊員の、絶望的な状況でも決して諦めないという姿勢は見上げたものだが、ともすれば、それが過ぎて自殺的行為にも繋がる危険な選択をする。控えるべきだ』…そんな忠告を受けたのだとか。



 …この言葉に、一つの話を思い出しました。



 第二次世界大戦中のこと。
 日本と戦争状態になったアメリカには、多くの日系人が暮らしていましたが…。
 戦中のアメリカでは、日系人は敵性民族として強制的に収容所に収容され、事実上、社会的な権利に制限を受けていました。
 しかし、アメリカ政府内では、こうした政策が諸外国の反発を招く恐れがあると考え、『日系人も社会的に認められ、アメリカ人として戦争に参加している』…そんな、日系人の社会的な権利が保証されていることを対外的に示すために、日系人だけで構成された陸軍の部隊を組織することになったのです。

 アメリカ陸軍第422連隊戦闘団。
 
 『Go for broke(当たって砕けろ)』を部隊の標語に掲げた彼らは、ドイツとの激戦が繰り広げられていた欧州に投入され、数々の戦闘に参加。
 目覚ましい戦果を上げた彼らは、『アメリカの歴史上、最も多くの勲章を授与された部隊(当時、部隊を管轄していたクラーク将軍の賛辞)』として知られています。
 時のトルーマン大統領は、戦後の訓示において『君たちは敵とだけではなく偏見とも戦い、勝利した。今後もその戦いを続け、勝利してもらいたい』と激励したそうです。

 ただ…欧州での激戦の中で、第422連隊は部隊の2/3が戦死するという、全滅にも等しい状態に陥ったこともあります。

 彼らは『一度前進と命じられれば、決して退かない』という、『Go for broke』の言葉そのままの勇敢さを讃えられる一方で。
 その勇敢さが仇となり、多くの犠牲を出してしまいました。

 一度決めたからには。

 …私には、どこか…勇敢さとは別に、そうした日本人らしい気構えが心の底にあったからではないか…とも思います。



 こうしたものは、私たちアークスが持ち合わせているものなのかな、と。
 ことは遊びとは言え。
 ふと、そんなことを思った鈴蘭です。

 私の見るそれは、『Go for broke』でしょうか?
 それとも、『mission abort』でしょうか?



■コメントのお返事
 …また後ほど。
>黒羊さん
 コメントありがとうございます。

 紅葉は紅葉。
 桜は桜。

 在るべきを在るが儘に。
 とかく、求めすぎて台無しにしてしまう…。
 そんなことを繰り返してしまいがちですからね。
 何であろうとも。
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