昨日は失礼しました。
…最近、こればっかりですね;
色々と余裕が無いのか…。
いや、だからといって独り言するにも、もうちょっと…。
あれだったら書かないほうが良かったなぁ…。
…などと、ぐちぐち考え…。
いやいや、日を改めたのですし…気を取り直していきましょう;
今日もよろしければ、こんな鈴蘭にお付き合いくださいまし。
第2次大戦中の元「徴用工」の韓国人4人に対し、新日鉄住金に計4億ウォン(約4000万円)の支払いを命じたソウル高裁判決が確定。請求権問題は1965年の日韓協定で解決済みとの主張は認められませんでした。https://t.co/mUyLyAWP1r
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年10月30日
韓国の徴用工裁判が結審しましたか。
大方の予想通り、原告勝訴…と。
この裁判が起こされたのは13年も前のことになります。
日韓の戦後補償に関する取り決めは、1965年に締結された日韓協定で定められており、日本としては一貫して『問題は解決済み』という立場をとっていますが…。
しかし、特に今の韓国のムン・ジェイン政権では、日韓協定や日韓基本条約自体を『民意と乖離した軍事政権が締結した不当な条約』と認識しています。
当時の韓国政府を正統政府とするのではなく、戦時中に独立運動を行っていた(と主張している)大韓民国臨時政府を正統政府とし、戦後補償の交渉をやり直そうというのです。
これに何の意味があるのかというと…。
サンフランシスコ平和条約において定められた…
朝鮮の独立を承認。済洲島、巨文島及び欝陵島を含む朝鮮に対する全ての権利、権原及び請求権の放棄(第2条(a))
…という部分に、日韓は併合されたのではなく侵略によって占領されたのであり、『そもそも日本領ではなかった』という解釈の元、竹島を加えようとする意図があると思われています。
韓国政府は、この判決を出すために裁判官を左派系の人物に置き換え、前任者を裁判を13年も長引かせるような処置をしたとして逮捕し、司法に対して圧力を加えていましたが…。
司法が理由もなく長引かせていた訳ではないのですよね。
この判決で日本側が敗訴すれば、日韓協定の存在自体が疑問視されます。
経済協力の為の取り決めを含む国家間の約束を反故にしようというのです。
今後の両国の経済協力に悪影響が出るのは必至。
それを恐れた韓国の歴代政権は、『日韓協定で解決済み』の立場を堅持し、民間からの訴えに対して原告の老衰を待つ持久策に出ました。
『原告不在』の状況を作り、訴え自体を揉み消そうという魂胆だったのでしょう。
しかし、現政権によって、その魂胆は潰え…。
今日、日韓関係は大きな転換点を迎えました。
日韓の見解の隔たりは大きく…今後どうなるのかは容易に想像がつきませんが。
最高裁で判決が出てしまった以上は、これを覆すことは出来ません。
唯一、この状況を打開する方法があるとすれば…。
ノ・ムヒョン政権当時に『日韓協定で解決済み』とされた際、『日韓協定の原則に従い戦後補償は韓国政府が責任を持つ』という方針が示されています。
この方針を踏襲し、韓国政府が今回の判決で出た賠償を行うとすれば…日韓関係の破綻は回避できるでしょう。
…ただ、そうなれば韓国世論が沸騰し、政権が維持できないでしょうね;
韓国政府は、この判決を元にした具体的な方策を示していません。
…というか、示せるものがないんじゃないか、と思います。
事前の観測では、日韓政府が共同で財団を設立し、その財団に運営資金という形で日本企業が出資し、その資金を賠償に充てる…という計画を韓国政府がもっていると言われていましたが…。
所謂『慰安婦合意』によって設立された財団も、合意に反して解体しようかとしている現状で、新たに財団を作る話を持ち込まれたとして…日本政府が首を縦に振るはずもなく。
韓国政府にとっては八方塞がり、前門の虎、後門の狼。
まぁ…具体策を示さずに、日本側に問題解決を求める…という感じになりそうですね。
しかし、これまではそれも通用しましたが…。
流石に国家間の条約無視を水に流しては、今後の日本の外交が成り立たなくなります。
日本政府もそろそろ覚悟を決めるべきときと思いますが…?
…っと、時間が。
また後ほど。
■今日のニークス
さて、改めて…。
月曜はスプラの日です。
最近は、技術云々については新しい話はありません。
いえ、改善の余地は多くあるのでしょうが…私自身が問題を認識できていない以上、新しいことについてアレコレ考えたところで身につくはずもないのです。
天才であれば1を知れば10を知ることも出来るのでしょう。
しかし、私のような凡才は1から順を追って1つずつ積み上げなければ、10に辿り着けません。
私の中に1から10に繋がる理屈が備われば、天才に及ばずとも、それに似たことは出来るようになるのでしょうが…。
今の私にそれはなく。
とにかく、教えてもらった事を反復し、1つ1つ積み上げる方法を自分の中に作ろうとしているわけです。
とはいうものの…。
反復の中で、余計なことを考えてしまうのが私の悪いところ。
考察や反省はすべきところですが…。
実践の段になって考えていては、肝心の行動ができません。
…分かっているつもりではあるのですけどね;
しかし、どうしても『ここからこうして、あそこでこうして…』と考えながら動いてしまっています。
このやり方では、私程度の対応力では上手く行かなかった時に立ち往生してしまいがち。
かといって上手く行かなかった時のことまでをも考えていては、肝心なところで出遅れてしまい意味がありません。
そんな私に『直感で動いて、後からその動きを振り返ってはどうか』というアドバイスがありました。
直感…ですか。
それこそ、付け焼き刃でどうなるものではありませんね;
多少なりとも絵を描く私に覚えのあることですが…。
描き慣れない線を描くのは大変です。
ただの一本の線を引くだけでも、まず手が思うように動きません。
絵は頭に思い描いたものを手の動きで再現する作業。
手に動きが馴染んでいれば、頭に思い描いたものをそのまま再現できますが。
手が動きを覚えていなければ、頭に思い描いたものをどのように再現するかの試行や思考が必要になります。
アドバイスにある『直感で動く』というのは…。
まず不自由がない程度に手を動かせるようにしろ、と。
そうして初めて、考えることが出来るようになる、と。
…そういうことを指してもいるのでしょう。
とどのつまりは、経験の絶対量が足りないのだから、とにかく励むしかない…という至極当たり前の話になるわけですね;
まさに学問に王道なし。
…練習します、はい;